感染は，終宿動物の糞便に排出される虫 卵を水等を介し経口摂取することにより 成立する（糞口感染）。犬など終宿主動物 の小腸に寄生する成虫は，多包条虫で12 ～45mm，単包条虫で2～7mmと，いずれ も条虫としては非常に小型である。糞便検査で以下のような寄生虫が検出されることがあります。 線虫類（犬回虫、猫回虫、犬小回虫、糞線虫、猫糞線虫、犬鉤虫、犬鞭虫） 条虫類（犬条虫、猫条虫、マンソン裂頭条虫） (2)原虫検査 多くの場合、顕微鏡で確認することで原虫を検出します。 1．糞便検査を定期的に行う 2．雌の犬猫は繁殖させる前に、また仔犬や子猫は離乳の前後に糞便検査を行う 3．衛生的に良くすることが必要です。ペットを飼っている場所からすぐに便を除去する 4．虫卵は感染力が1年間残るので消毒が必要です。
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